SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルを読んだ感想を書いていきます。

エンジニア向けの本ですが、それ以外の人にも参考になる内容が書かれていました。

タイトルにもあるように、エンジニアとして生きていくためのマニュアル本みたいな感じです。

著:ジョン・ソンメズ, 翻訳:長尾 高弘, その他:まつもとゆきひろ
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気づいたことをメモに残していきます。

もっちー

自分のエンジニア生活をより良いものにしていきたいです

それでは見ていきましょう。

目次

どれかひとつの道を選ぶのが怖い。保険として、あらゆるオプションを残しておきたい

ほとんどのエンジニアが長期的な将来の目標を決めてないことが多いです。

直近でやりたいことが

たとえば
  • 機械学習に興味がある
  • FastAPIを使ってみたい
  • フロントエンドも身につけたい

このように決まっているとします(これは自分の場合です)

しばらくは興味のあることを勉強すれば良いかもしれません。

しかし、長期的な目標をあいまいにしていると、そもそも勉強が効率よく進められません。

さきほどの自分のやりたいことを改めて深掘りすると

  • 機械学習に興味がある→データサイエンティストに憧れている
  • FastAPIを使ってみたい→バックエンドの技術力をさらに高めたい
  • フロントエンドも身につけたい→バックエンドだけでなくフルスタックな人材になりたい

このような感じで、それぞれに目標があって、どこにでも行ける機会を残そうとしています。

これは本書の最初に書かれていた、

どれかひとつの道を選ぶのが怖い。保険として、あらゆるオプションを残しておきたい

この言葉にぴったり当てはまると感じました。

需要がありそうな技術に目をつけて、広く浅く勉強してるので、どれも中途半端になりがち…

たとえば、2〜3年後にどんな働き方をしたいのか、ということを最優先に考える必要があります。

もっちー

自分の場合はデータサイエンスだと思います

ブログ運営をしているので、Webマーケティングと掛け合わせて、何かしらに挑戦してみたいです。

ものごとに対する興味は、それを始める前がもっとも高い

新しいプロジェクトが始まったり、新しいスキルを学び始めたり。

このような時はだいたいモチベーションが高くなります。

しかし、時間が経ってくると燃え尽きたような感じに…

もっちー

いわゆるマンネリですね

なにか新しいことを始める時は、それを始める前や始めた直後がいちばんモチベーションが高いのが一般的です。

そのうち慣れてくると、当時のワクワク感が減ってしまい、急に現実が入りこんできます。

そういえば自分も転職をした頃は、根拠のないワクワク感で溢れていた気がします。

当時はコロナが流行り出した頃(2020年4月)で、不安なことは多かったはずなのに、それを上回るくらい楽しい気持ちだった記憶が。

それに比べて今のほうが、不安でモヤモヤしています。

身のまわりの状況としては
  • 開発スキルも上がってきた
  • コロナの治療法も確立してきた
  • コロナ以前の生活に戻りつつある

このように自分のまわりの世界は良い方向に進んでいるはずなのに、なぜか不安な感情が残っている状態です。

乃木坂46の不眠症という曲の歌詞を思い出しました。

ふかふかのベッドでは
もう夢なんか見られない
環境が恵まれ過ぎている
何もない床の上
疲れて横になりたいよ
甘えている自分に僕は辟易とした

乃木坂46 不眠症より引用

良い環境にいるはずなのに、それに満足できないわけですね。

転職などを考えるべきタイミングなのかもしれません。

もっちー

そういえば前職を辞めるときは、乃木坂46のAgainstに背中を押してもらった記憶が…

最後に

一通りしっかりと読んだ感想としては

わざわざ買ってまで読む必要はない

という評価です。

要約サイトなどで重要な部分だけインプットするのが良いかと思います。

エンジニアをテーマにしていますが、書かれている内容はそこまでエンジニア向けではありません。

より良い生活をするためのライフハックを、ちょっと無理矢理な感じでエンジニアの仕事に繋げさせている感じです。

ヘルシープログラマと似ている手法の作品ですね。

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