「マクサン式Webライティング」が気になっている
と考えている人に向けた記事です。
今回はマクサン式Webライティングを読んだ感想”をまとめていきます。
参考にしてもらえると嬉しいです。
有益なコンテンツの考え方
この章では「どういう記事が読者にとって有益なのか」ということが解説されています。
その中で気になった部分はこちらです。
- 一次情報や実体験に基づいて書く(p42〜)
- 読者の求める情報量を適切に与える(p51〜)
これまで書いてきた記事にはない考え方なので、自分のブログにも取り入れてみようと思います。
一次情報や実体験に基づいて書く(p42〜)
自分が体験したことで得られた情報を「一次情報」と言います。
自分オリジナルの「一次情報」を使うことで、他のブログと違いを出すことができます。
検索1位のサイト
→ホームページの内容と似てる…
検索2位のサイト(一次情報が多い)
→おっ、初めて見る情報だ!やっぱり良さそうだな!
このようにオリジナリティが多い記事であれば、読者にしっかり読んでもらえる確率があがります。
Googleは「オリジナルの体験情報を重視している」と書かれています。
SEO面でも効果があるわけですね
読者の求める情報量を適切に与える(p51〜)
ブログ記事を書くときって、ついつい文字数を気にしがちですよね?
最低でも〇〇文字以上でないとGoogleに評価されない
などの噂が拡散されているので、意味もない文章を増やしてしまう人も多いと思います。
しかし、実際にブログを読むのは人間なので、読んでくれる人にとって読みやすい情報量を与えてあげることが大切です。
悩みを解決するためにKWを検索する
↓
悩みを解決できそうなタイトルの記事を開く
↓
悩みを解決できる方法が書かれてあるか探す
このような感じですよね。
もし悩みを解決できる方法がブログの1番下に書いてあったら、ユーザーが最後まで見てくれずに離脱してしまう可能性が高い…
できるだけブログの冒頭で答えてあげるのが大切です
読みたくなる記事の書き方
この章では「具体的なブログ記事の書き方」について説明されています。
検索順位が1位になったけど、読みづらい内容なのでユーザーに離脱されちゃう…
このような離脱を防ぐためのコツについて書かれていました。
自分が参考になったのは
- 文字装飾の失敗例と成功例(p78〜)
- 図解・一覧表・比較表を活用する(p89〜)
Webライティングについても書かれていましたが、自分的にはデザイン寄りの内容が勉強になりました。
文字装飾の失敗例と成功例(p78〜)
ひたすら文章だけ書かれているブログって読みづらいですよね?
文字色を変えたりマーカーをひいたり、さまざまな装飾を使うことが多いと思います。
- マーカーを引いたり
- 文字の色を変えたり
- 文字のサイズを大きくしたり
でも装飾を使いすぎると、逆に読みづらいブログになってしまいます。
装飾をするべきポイントは
本当に読者に伝えたいこと
だけに絞るべきです。
たくさん書いた文章の中で「ここだけは読んでもらいたい!!」という部分を目立たせるようにしましょう。
ここでちょっと余談をさせてください
このブログではSWELL
オシャレな装飾がたくさん用意されていて、エディター上でも簡単に呼び出せるのがSWELLの特徴。
ついつい過剰に装飾しがちで見にくい記事になってしまうことが多いです・・
本当に読んでもらいたい部分だけ強調するように気をつけます。
図解・一覧表・比較表を活用する(p89〜)
- 文章では説明するのは難しい
- 説明できるけど複雑になってしまう
このような内容を伝えたいときは、図解や一覧表、比較表などを使うのがオススメ。
とくにアフィリエイトを強めに出している記事では、図解や表などを使った方が分かりやすくなります。
全体の文章量が減ったら、SEO面の評価が下がると思う
という疑問もあるかもしれません。
Googleが使っている技術には
画像から文章を取り出す
というサービスがあります(CloudVisionApi)
文章のかわりに図解を使っても、コンテンツの内容をしっかり判断してくれるので大丈夫。
実際にSEOで上位にいる記事を見ると、図解や表などをたくさん使っているケースが多いです。
SEOライティングの成功法則
この章では「SEOで検索上位に表示させる方法」について、具体的なライティング方法とあわせて解説されています。
企業のブログにSEOで勝つのは難しいですが、少しだけでもSEOを意識しておくことでブログ全体の評価を上げられるはず。
自分が気になった部分はこの2点です。
- 検索意図を知り、読者の問いに回答しよう(p140〜)
- 記事のなるべく冒頭で検索意図に応えよう(p150〜)
それぞれ詳しく書いていきます。
検索意図を知り、読者の問いに回答しよう(p140〜)
ブログを書く前にキーワード選定をする人が多いと思います。
それぞれのキーワードには検索意図があって
- 行きたい
- 買いたい
- 知りたい
- 比べたい
このように「〇〇したい」という悩みを解決するための意図が隠れています。
検索意図にしっかり答えてあげることが、SEOを意識したライティングでは大切。
たとえば、この記事の場合は
- マクサン式Webライティングの感想を知りたい
- 買うべきか悩んでいるから判断材料を知りたい
という検索意図がありそうだと考えています。
要約や読んだ感想を書くことで、買うか悩んでいる人の判断材料になると思います。
できるだけ感じたことをそのまま書くようにしています!
記事のなるべく冒頭で検索意図に応えよう(p150〜)
読者がブログを読んでくれる時間は
1記事あたり1分30秒
が平均です(マクサン式Webライティング調べ)
思ったよりも短いですよね。
たとえ10,000文字の記事であっても、読者はさーっと全体を見るだけで細かい部分は読んでくれません。
なので本当に伝えたいことは冒頭に書いておく必要があります。
- リード文
- 目次
- 最初の見出し
くらいしか読んでもらえない可能性が高いので、それまでに重要なことを書いておくのが良さそうです。
収益化を狙っている記事であれば
リード文
→悩みを解決できることを伝える
目次
→悩みの解決例を表示させておく
→読者が気になった部分に飛べるようにする
最初の見出し
→悩みを解決してあげる
→アフィリエイトのリンクも貼っておく
みたいな構成になっていると、CVに繋がる確率が上がると思いました。
EATの強化方法
この章では「ブログの権威性(EAT)を強める方法について」書かれています。
個人ブログでEATを高めるのは、なかなか難しいです…
やっぱり企業ブログには勝てないのが現状。
ただ少しだけでもEATアップに繋がることをしておけば、他の個人ブログと差をつけられるはずです。
- プロフィールページを作り込みする(p241〜)
- 関連性の深い被リンクを増やす(p264〜)
これらの方法であれば、気軽に試すそうだと思いました。
プロフィールページを作り込みする(p241〜)
Googleは「ブログを書いている人がどのような経歴か?」という情報を必要としています。
- 発信している内容
- 書いている人の経歴
- SNSへのリンク
- 参考にしている情報元
などの情報をプロフィールに書いておくことで、正しい情報を適切に発信していることがGoogleに伝わります。
読んでくれる人向けのプロフィールだけでなく、ブログ全体を評価するGoogleに対するプロフィールとしても考えておきましょう。
記事を増やすことに力を入れてしまいがちですが、定期的にプロフィールページを更新するのも大切ですね。
持っている資格などを書いておくのもオススメです
関連性の深い被リンクを増やす(p264〜)
続いては「被リンクを増やすこと」について。
被リンクはブログ全体の力(ドメインパワー)を上げるために大切なことです。
企業が力を入れていることからも分かるように、ブログの評価を高めるためには被リンクを手に入れることが欠かせません。
でも個人ブログだと被リンクをもらうのが難しいのは事実…
そこでオススメなのが、同じジャンル・規模感の個人ブログに相互リンクの営業をしてみることです。
〇〇ブログ △△さん
はじめまして。
□□ブログを書いているもっちーと言います。
同じジャンルの内容を発信しているので、もし良ければお互いに被リンクを送り合いませんか?
このような感じですね。
あまり営業感は出さずに「お互いのドメインパワーを高めましょう!」みたいな感じが良いです。
被リンクをもらえるだけでなく、ブログ運営の情報共有もできるのでオススメです。
推敲・リライトの手順
ここでは「具体的なリライトの方法」について書かれています。
このブログは全くリライトをしていないので、この章に書かれていることを徹底的に試してみようと思います。
とはいえ全ての記事をリライトするのは大変です・・
まずは「収益化するための記事」や「アクセス数の多い記事」をリライトしてみようと考えています。
書かれている内容で気になったのは
- ムダな情報は思い切って削る(p283〜)
- 定期的なリライトでレベルUPさせよう(p286〜)
それぞれ見ていきましょう。
ムダな情報は思い切って削る(p283〜)
「読者の悩みには冒頭で答える」のが大切です。
そこまで重要じゃないことがたくさん書かれていると、悩みを解決できる文章にたどりつく前に離脱してしまいます。
離脱されないようにするためには「ムダな情報は思い切って削っちゃうこと」が大切です。
でもどんな部分を削れば良いのか分からない…
と悩んでいる人のために、マクサン式Webライティングでは分かりやすく解説しています。
具体的なポイントは
- 検索意図からのズレを修正する
- 内容を崩さないように不要な文章を削る
- 同じ意味の文章は繰り返し使わないようにする
- 必要なかったり間違っている接続詞を修正する
自分の場合はついつい文章を長めに書いてしまうので、余計な部分を減らしてみようと思います。
伝えたい情報を伝えるためにも、必要な文章だけ残しておく必要がありますね
定期的なリライトでレベルUPさせよう(p286〜)
ブログに慣れてない人は1記事を書くだけでも大変ですよね。
それに加えて定期的なリライトも必要なのはしんどい…
しかし、リライトの効果は絶大なので、慣れてきたら是非リライトをしてみてください。
定期的にブログ記事を更新していくことで
- ブログの更新性を高める
- 情報のフレッシュネスを保つ
- ユーザビリティーが向上する
- 低品質コンテンツを減らせる
- CVRが上がり収益性が高まる
などのメリットがあります(マクサン式Webライティングより引用)
公開した時よりもライティングのスキルは上がっているので、より読者に伝わりやすい文章を書けるはずです。
ブログ全体のレベルUP、さらに自分自身のレベルUPにも繋がります
ブログ収益化の戦略
最後の章では「どうやってブログを収益化に繋げるか」ということが書かれています。
その中でも勉強になったのが、下記の2つです。
- 収益化できるキーワードは限られてる(p311〜)
- 読者は第三者の口コミ・レビューを求めてる(p342〜)
それぞれ見ていきましょう。
収益化できるキーワードは限られてる(p311〜)
キーワードにも2種類あって
- 購入”前”クエリ
- 購入”後”クエリ
もし収益化をメインに考えているのであれば、「購入後クエリ」をもとに記事を書くべきです。
それぞれのキーワードの意味を表にまとめました。
購入前クエリ | 購入後クエリ |
---|---|
〇〇 感想 〇〇 おすすめ ↓ 商品やサービスについての情報を求めている | 〇〇 売りたい ↓ 商品は持っていて、その使い方や売り方などを求めている | 〇〇 使い方
購入後クエリで検索順位が1位になっても、収益化に繋げることは難しいでしょう(アクセス数が増えるだけ)
このようにキーワードの奥にある「隠れた意図」をしっかり見極めることが必要です
読者は第三者の口コミ・レビューを求めてる(p342〜)
最初にも書きましたが、記事を書くにあたって「一次情報(オリジナリティ)を入れること」が大切です。
公式ホームページの情報しか書かれていないブログだと、わざわざ読む必要ないですよね?
自分にしか書けない
- 使ってみた感想
- 調査した口コミ・レビュー
- 自分なりのサービスに対する評価
このように他のブログにはない情報を書いていくのが重要です。
最後に
いかがだったでしょうか?
この記事ではマクサン式Webライティングを読んだ感想について書いてきました。
「読者の求める情報量を与える」というコツがありましたが、この記事は7,000文字の長文になってしまいました…
2〜3ヶ月後にリライトで無駄な文章を削ることになりそうです(泣)
この記事はアウトプットの練習として書きましたが、買うかどうか悩んでいる人の参考になったら嬉しいです。