こんにちは、もっちーです。
この記事では「SIerからWeb系の自社開発企業に転職した体験談」を書いていきます。
- SIerで働いているけど、ちょっと不満があって転職を考えてる
- IT企業に転職したいけど、SIerと自社開発のどっちが転職しやすいのか
このような悩みを抱えている人にの参考になると嬉しいです。
辛かったこと・楽しかったことなどの体験談も書いていきます。
それでは見ていきましょう!
経歴について
ざっくりと大学〜社会人になるまでの経歴をまとめておきます。
2017年3月 :大学を卒業して、そのままま大学院に進学
2017年9月 :うつ気味になり大学院を中退
2017年12月 :小さいIT企業(SIer)に中途で就職
2020年3月 :上記のSIerを退職
2020年4月 :Web系の自社開発企業に転職
学生時代にプログラミングの経験はありませんでした。
若さとやる気をアピールした結果、なんとか地元のIT企業に就職することができました。
2017年頃に大学院を中退したことは、わりと大きめな挫折経験でした…
SIerでの仕事内容など
それではSIerで働いてたときの仕事内容を書いてきます。
- システムの開発・運用
- カスタマーサポート(電話・メール)
- クライアントのPC設定・配送・請求
主にシステムの開発・運用をやりましたが、カスタマーサポートやPCのキッティングなどの作業もありました。
がっつりプログラミングをやりたかったのですが、プログラミング5割:その他の作業5割くらいだっと思います。
需要の高いスキルを身につけたい!
という目的があったのですが、あんまりITスキルは身に付かなかった気がします。
モヤモヤしながら3年も勤務してしまったことに、今は後悔しています。
SIerで辛かったこと
いろいろ学べることもあったけど、辛かったことの方が多かったです。
自分はメンタルが弱めなので、なおさら辛かった思い出があります。
- クレーム対応
- 厳しい上下関係
- レガシーな技術スキル
それぞれ解説するので、SIerに興味がある人はぜひ参考にしてください。
クレーム対応
おもに貿易会社のシステムを開発・運用していましたが、その会社からのクレーム対応もやっていました。
- メールアプリが開けない
- そもそもPCが起動しない
みたいな連絡に対応していくイメージです。
時差がある海外の支店から深夜にメールが届くこともあるので、業務時間外でも気が休まりませんでした。
自分はエンジニア職で働いてましたが、入社して2〜3年の若手社員だったので、電話対応のような仕事も任されていました。
1日の30%くらいは電話を取ってたかも…
HSP気質のある自分は、電話対応がとてもストレスに感じていました。
厳しい上下関係
基本的に上下関係は厳しく、若手の自分には居心地が悪かったです。
- 飲み会は断れない
- 給与アップは年功序列
- 上司からのダル絡みがある
などですね。
わりと当たり前のことかもしれませんが、自分にとっては不満に感じるポイントでした。
土日にトラブル対応を頑張ったり、僻地(ヒューストン)に海外出張をしたり、大変な仕事がたくさんありましたが、それが評価には繋がらないことが多かったです。
あと10年がんばって続けても、あんまり自分のスキルは身に付かないかも
と思ったのが、転職をする大きなキッカケになりました。
レガシーな技術スキル
これも転職をする理由に繋がるのですが、IT業界では需要が少ない技術スキルを使っていました。
具体的には「RPG」というプログラミング言語です(ゲームのRPGではないですよ…!笑)
ネットの求人サイトで「RPG 仕事」と調べても、ほとんど仕事が見つからないくらいの需要の低さです。
また、会社までの通勤が嫌だったので、リモートワーク ができるWeb系の会社に憧れていました。
Web系の会社はモダンな技術を使っていてオシャレなイメージがあったので笑
Web系の自社開発企業に転職した経緯
これまで紹介したSIerに3年ほど勤めたあとに、自社開発企業に転職しました。
Webメディアや広告運用がメインの会社で
- 社内システムの開発・運用
- SaaS(販売するツール)の開発
- 社内のデータ分析・改善策の提案
などの仕事をしています。
単純作業ばかりで将来性を感じなかったSIerよりも、モダンで最新の技術スキルが身につくので、とてもやりがいを感じています。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
自分にとって初めての転職でしたが、良い結果に繋がったな〜と思っています。