こんにちは、もっちーです。
この記事では、テックアカデミーのiPhoneアプリコースを受講した感想を書いていきます。
それでは早速見ていきましょう!
iPhoneアプリコースを受けることにした理由
自分は2019年にテックアカデミーを9コース受講した後に、エンジニアに転職して約2年ほど働いてきました。
[st-cmemo webicon=”st-svg-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]
関連記事:テックアカデミーを9コース受講した感想
[/st-cmemo]
ただバックエンドやデータ分析がおもな仕事なので、スマホアプリ開発の経験はまったくありません。
せっかくエンジニアとしての知識が増えてきたので
[st-kaiwa1]自分でスマホアプリを作ってみたい![/st-kaiwa1]
と思ったのが、iPhoneアプリコースを受けることにした理由です。
自分は独学ではあまり効率よく進められないタイプなので、スクールに通うことは決めていました。
そこで以前テックアカデミーを受講したときの満足度が高かったので、今回もテックアカデミーにお世話になろうと決めました。
iPhoneアプリコースの良かった点
それでは受講してみて「良かった点」を書いていきます。
- 必須ツールが少ないので、短期間でも使い方をしっかり理解できた
- Firebaseを使うので、バックエンド・DBの知識がなくても大丈夫だった
- 「アプリ案の企画」から「AppStoreへの申請」まで徹底してサポートしてもらえる
プログラミング未経験の人にとっても、テックアカデミーのiPhoneコースは向いていると感じました。
必須ツールが少ないので、短期間でも使い方をしっかり理解できた
テックアカデミーのiPhoneアプリコースで学ぶ内容は、下記の4つになります。
- Swift(プログラミング言語)
- Xcode(アプリ開発をするツール)
- Git/GitHub(開発効率を上げるツール)
- Firebase(データベースの知識がなくても、簡単にデータを扱えるサービス)
iPhoneアプリを開発する上で必要なスキルに厳選されているので、「受講期間中にすべて終わらなかった…」ということはありません。
テックアカデミーはカリキュラムが充実しているコースが多くて、例えばWebアプリケーションコースの場合は
HTML, CSS, JavaScript, Ruby, Ruby on Rails, Heroku, Git/Github・・・
のように学ぶことが多いので、4週間や8週間のコースを選んでしまうと、最後まで終わらないケースがあります。
一方でiPhoneアプリコースは、必要なスキルが厳選されているので、忙しい社会人の人でもムダなく学習することができます。
Firebaseを使うので、バックエンド・DBの知識がなくても大丈夫だった
スマホアプリに限らず、プログラミングをする上では
- バックエンド
- DB(データベース)
の知識が必須になります。
しかし、プログラミング未経験者がバックエンド・DBの分野を身につけるはなかなか難しいです。
そこで、バックエンド・DBの知識がなくてもブラウザ上で操作できる「Firebase」というサービスがあります。
[st-cmemo webicon=”st-svg-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]
Firebaseとは?:Googleが提供しているバックエンド関連の機能がまとまったサービスです。ブラウザ上で直感的にデータの操作・ログイン認証などのプログラムを用意できます。
[/st-cmemo]
iPhoneアプリコースでは、バックエンドとDBの操作はすべてFirebaseで行います。
そのためバックエンドとDBの知識がまったくない人でも、リアルタイムに画面の表示が変わる(データの動きがある)アプリを作ることができます。
[st-kaiwa1]FirebaseはIT業界での注目度が高いので、スマホアプリの開発以外でもよく使われています[/st-kaiwa1]
アプリ案の企画からAppStoreへの申請まで徹底してサポートしてもらえる
実際にiPhoneアプリを開発する手順は
- アプリ案の企画
- 技術の選定
- 内部構造の設計
- プログラミング
- デバッグ(動作確認)
- AppStoreへの配信
このような流れになっています。
実際にコードを書くのは「プログラミング」の部分で、それ以外にもたくさんやることがあります。
テックアカデミーのiPhoneアプリコースでは、上に書いたような一連の流れを徹底サポートしてくれます。
最後のAppStoreへ申請にかなり苦戦しました。(Appleはアプリ審査の基準が厳しいので、いわゆるクソゲーだと配信させてくれない)
自分は3回ほどリジェクト(アプリを配信できない)されたあとに、4回目でやっとアプリを配信できました。
[st-kaiwa1]独学だったら完全に詰んでいたので、テックアカデミーの徹底したサポートに感謝しています[/st-kaiwa1]
iPhoneアプリコースの微妙だった点
全体的は満足していますが、iPhoneアプリコースの受講を考えている人に向けて、いくつか微妙だと感じたことも書いておきます。
- カリキュラムで作成するアプリは定番モノ
- アプリのデザインについては深く学べない
それぞれ解説するので、受講を決める上での参考にしてください。
カリキュラムで作成するアプリは定番モノ
実践的なスマホアプリ開発を通して、Swift(プログラミング言語)やXcode(開発ツール)の使い方を身に着けていきます。
しかし、カリキュラムで作成するアプリは定番モノ(いわゆるクローンアプリ)ばかりでした。
- 横スクロールのゲーム
- シンプルなタスク管理アプリ
- Instgramのクローンアプリ
これらのシンプルなアプリは、プログラミング関連の情報サイト(Qiitaなど)に作る手順が書かれていることが多いです。
カリキュラムで作成したアプリを、エンジニア転職のポートフォリオとして使いたい!
という考えがある人は要注意ですね。
そのままポートフォリオとして提出すると、書類審査で落ちると思います。
ようするに「iPhoneアプリコースを受講したあとで、最速でiOSエンジニアに転職したい」という人には向いていません。
テックアカデミーのiPhoneアプリコースが向いている人は
- iPhoneアプリの開発自体に楽しさを感じる
- iPhoneアプリの開発スキルを身に着けたい
このように好奇心・興味が強い人ですね。
アプリのデザインについては深く学べない
スマホアプリはデザインが重視されるので、ユーザーが求めることは「機能<デザイン」になりやすいです。
iPhoneアプリコースではデザインについて詳しいことを学べないので、その点は微妙かな〜と感じました。
一緒にデザインを学びたい人は、スマホアプリにデザインに特化したアプリUI/UXデザインコースを受けておくと良いでしょう。
[st-kaiwa1]iPhoneアプリとUI/UXコースのセット受講も用意されているので、良い感じのデザインのアプリを作りたい人はセット受講した方がお得かもしれません[/st-kaiwa1]
最後に
いかがだったでしょうか?
iPhoneアプリコースを受講した感想をまとめると
- おおむね満足しました
- アプリをリリースするまでサポートしてもらえたので安心
- プログラミング未経験者でも挫折せずにアプリ開発をできるはず
このような感じですね。
[st-kaiwa1]個人でアプリを配信できたのが嬉しかったです![/st-kaiwa1]
そもそもiPhoneアプリの開発を学べるプログラミングスクールが少ないので、現状ではテックアカデミーを選ぶのが一番良さそうだと思いました。