虹を操る少年/東野圭吾

東野圭吾さんの虹を操る少年を読みました。

ざっくりと感想や気づいたことを書いていきます。

小説の感想はあまりブログに書いたことないけど、今回は印象に深く残ったのでメモとして残しておきます。

目次

他人の感情に気づける才能はHSPと似ている

主人公の光瑠(みつる)「人から出る光」を見ることで、その人の感情などを読み取ることができます。

自分には見えているものが、他の人には見えてないことに気づいたんだ

虹を操る少年より引用

普通の人は持ってない光瑠ならではの才能ですが、これは共感性の高いHSPに似ていると思いました。

自分の考えをみんなに伝えることの大切さ

また光瑠と一緒に過ごしていくうちに、他人の光を見えるようになる人が増えてきます。

光の効果に感化された若者たちの中には、自分が光を使いこなせることに気づいたりする人も。

作品の中では、光による演奏会を開くことで、多くの人に光の魅力を伝えていました。

しかし、今は誰でもインターネットを使える時代なので、いつでも自分の考えを発信することができます。

もっちー

SNSなどでの情報発信の大切さを、改めて実感するきっかけになりました

ミステリではなくSF寄りの作品

今回の作品はミステリではなく、SFといった表現の方が近いと思います。

東野圭吾さんの作品はミステリ系が多いですよね。

自分はもともとミステリ系の小説が好きで、同じ理由で東野圭吾さんの作品も読むようになりました。

純粋にミステリを楽しみたい

という人には向いてない作品かもしれません。

とはいえ自分はとても楽しく読むことができたので満足しています。

興味のある人はぜひ読んでみてください!

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