こんにちは、もっちーです。
今回は「脳科学者が教える やりたいことの見つけ方」を読んでみました。
脳科学にもとづいた情報が、例を挙げながら分かりやすく解説されています。
最後まで読みやすく、とても勉強になりました
それでは気になった部分を見ていきましょう。
自分の「感情」にフォーカスを当てることが重要
やりたいことを見つけたいと考えている人は、実際にやりたいことを通して「どのような感情を得たいのか?」と考えるのが大切です。
良くない例として、好きなことや得意なことを書き出してみると
- 〇〇になりたい
- 〇〇を達成したい
- 〇〇に関わる仕事をしたい
このように具体的な仕事などをベースにして考えると、なかなか本当にやりたいことは見つけられないでしょう。
やりたいことを達成したときにどのような感情を手に入れたいのか考えることが大切だと解説されていました。
いくつか例が挙げられていましたが、その中でも自分にぴったりだと感じたのが
計画通りに物事が進んでいるときに得られる「安心感」
とにかく不安を感じることが多いので、いつか起こるかもしれないことを早めに解決しておきたい気持ちがあります。
将来に備えて何かをやることで不安を少なくして、その結果として「安心感」を得たいのだと思います。
自分の場合は「安心を感じる」という感情に注目することで、本当にやりたいことが見つけられるのかもしれません。
快適な環境(コンフォートゾーン)から抜け出す
自分が慣れている場所から抜け出そうとしないと、やりたいことが見つけられない可能性が高いです。
このように変換が少なくて安定している場所のことを「コンフォートゾーン」と言います
コンフォートゾーンとは、精神的に安定していて、ストレスのない快適な状態でいられる場所のこと
ずっと同じ場所にいることで、新しい知識や発見を得るチャンスを逃してしまいます(マンネリですね)
ちょっと話がズレますが、乃木坂46の「Against」という歌詞に似ている部分があります。
このままここに居続けるの
誰のためにもならない日向の中は暖かいけど
歩き出すんだAgainst
本当にやりたいことを見つけるには、慣れた場所から一歩だけでも進んでみることが大切です。
自分の場合は横浜→恵比寿への引越しが、コンフォートゾーンから抜け出すことを意味すると思います。
今は引っ越してから2ヶ月が経ったところですが、これまで以上に新しいことをやりたいモチベが高まっています。
このモチベが下がる前に実行に移さなければ…!笑
ワーク:自分の感情が動かされる動詞を見つける
本当にやりたいライフワークを探すために、この本では77個の「動詞」が紹介されています。
- 作る
- 集める
- 育てる
などなど…他にも多くの動詞が書かれていました(興味のある方はぜひ本を読んでみてください)
これらの動詞を使ってワークに取り組むことで、自分の感情が動かされる本当にやりたいことを見つけるきっかけになったり。
それでは、自分がやってみた結果を書いていきます。
自分が良いなと思うものを7〜10個ほど選ぶ
自分が選んだのは以下の8つです。
- 作る
- 癒す
- 学ぶ
- 読む
- 調べる
- 探索する
- 綺麗にする
- シンプルにする
悩むことなくスラスラと選べたので、自分の直感にぴったり合っていると思います。
選んだ動詞に目的語を追加する
たとえば「作る」を選んだ場合は「新しいものを作る」みたいな感じです。
自分の結果はこちら。
- 文章を作る
- 体の疲れを癒す
- 新しいことを学ぶ
- 小説や技術書を読む
- 分からないことを調べる
- 自然が多い場所を探索する
- 汚れているものを綺麗にする
- 複雑なものをシンプルにする
選んだ動詞を好きな順に並び替えて、「〜な仕事」で終わるように繋げていく
ここまでの内容をまとめていきます。
〇〇を作って、△△を育てて、□□になる仕事
みたいな感じで、最後に「〜な仕事」で終わるようにして、心を動かされる動詞から仕事のアイデアを連想させます。
とりあえず先ほどの結果をそのまま繋げてみたした。
新しいことを学んだり、小説や技術書を読みながら、分からないことを調べて、文章を作る仕事。
汚れているものを綺麗にしたり、複雑なものをシンプルにする仕事。
自然が多い場所を探索することで、体の疲れを癒す仕事(これは仕事ではないかも…笑)
このような結果になりました。
ブログやnoteなどに記事を書くことは好きなので、それを仕事に繋げられるのが良いですね。
あとはエンジニアとして働く中で複雑なコードを触ることが多いので、リファクタリング(機能を変えずにコードを分かりやすく整理する)も向いているみたいです。
たしかに新しいものを開発するよりも、既存のコードを調整する方が好きかもしれません
最後の「自然に触れて癒される」は、あまり仕事向きではないですね(笑)
ただ、不安やストレスを感じやすい性格なので、リフレッシュするためには自然と触れ合うのが効果的なのでしょう。
そういう理由で夜の散歩にハマったのだと思います。
才能の理解を深めるのに「MI理論」が役に立つ
「MI理論」とは、それぞれの人に備わっている才能を可視化するための考え方です。
以下の10種類に才能をわけて、自分の性格にぴったりなものを探していきます。
- 言語的
- 数学的
- 論理的
- 視覚空間的
- 音楽的
- 身体的
- 手先的
- 対人的
- 内面的
- 博物学的
かなり多いですね…。
本の中では、自分がどれに当てはまるか調べるためのチェックシートも用意されています。
自分が試してみた結果は以下になります。
- 言語的な知能
- 論理的な知能
- 内面的な知能
学生時代は理系が得意だったので、「数学的な知能が高そうだな〜」と思っていましたが、ぜんぜん当てはまりませんでした(笑)
社会人になって経験を積むにつれて、理系から文系っぽく変わってきたのでしょうか(言語的な知能が高かったので)
これらの才能を組み合わせを深掘りすることで、ライフワークの方向性を決められる可能性があります。
自分の場合は「言語的」と「論理的」と「内面的」の3つでした。
とりあえず部屋にこもって理論的に言語化する
という感じでしょうか(引きこもってるオタクかもしれない…笑)
ストレングス・ファインダーでも「内省」という資質が1位だったので、基本的に1人でゆっくり考えごとをするのが向いてるっぽいです。
最後に
いかがだったでしょうか?
ただ解説が書かれているだけでなく、実際に試せるワークも紹介されているので、自分自身への理解を深めることができました。