森沢明夫さんの「雨上がりの川」を読んだ感想です。
登場人物に「相手の発言や考えを気にし過ぎてしまう」という性格の人がいて、HSPの自分にも共感できる点が多かったです。
心に刺さったセリフなどを3つ選びました。
- 自分に関係ない情報にまで興味が持てる人は、幸せなのだろう。満たされているのだ。(p15〜)
- 紫陽花は、置かれた環境によって花の色を変えるから、人間みたいで親しみ深い(p220〜)
- 心に傷を負った人ほど優しくなれる。誰よりも敏感に相手の気持ちを考えられるようになる。(p269〜)
最初は単調な感じで面白くなかったんですが、後半からはスラスラ読めるくらい面白い展開になってきました。
誰が悪いのか…?というミステリ的な展開も良かったです