「解像度を上げる」を読んだ感想

こんにちは、もっちーです。

ひさしぶりに自己啓発本を読むことにしました。

今回はAmazonレビューの高かった「解像度を上げる」という本の感想を書いていきます。

読み始める前の印象としては

  • 言語化することの大切さ
  • あやふやな考えから抜け出す
  • 見えなかった部分に注目する

などのテーマについて書かれている本なのかなと思っていました。

実際に読んでみたところ全体的にビジネス寄り(経営など)の内容になっていたので、日常生活を改善したいと考えている人には向いてないかもしれません。

ただ考え方次第では気軽に試せる内容もあったので、そのような点をまとめていこうと思います。

ビジネス関連だけではなく、統計学やシステム開発とも関係ありそうな考え方があったので、エンジニアとして働いている自分には学べることが多い本でした。

このブログでは日常に活かせる内容をピックアップしていきますが、技術ブログ(Zenn)にはエンジニア側の視点に特化した感想を書くのも面白そうだと感じました。

余裕があれば書いてみようかな〜と考えています。

それでは見ていきましょう!

目次

解像度を上げるためにはコンフォート・ゾーンから抜け出す

解像度を上げる試みは、普段いるコンフォートゾーンから抜け出して、自分の見ている世界に疑問を持ち続けることでもあります

p55より引用

ずっと同じ場所にいることで、刺激を受ける機会が少なくなり、新しいアイデアなどに気づきにくくなってしまいます。

内向型の自分にとって大きな刺激はストレスになるけど、生活に大きな影響を与えないくらいの小さなストレスであれば、むしろ感じた方が良い結果に繋がるかもしれないですね。

最近感じた良い変化について

ここで新しい気持ちを感じることによって、そのことに対して意識が注目するきっかけになります。

いわゆる「なぜなぜ思考」が近いかもしれないですね。

普通だったらボーっとしながら見過ごしてしまうことに対して、「なぜこうなるのか」といった理由を意識することが重要だと思いました。

解像度を上げるためには「内化」と「外化」の繰り返しが大切

似ている表現だと「内化 → インプット」と「外化 → アウトプット」があります。

たしかに自分の生活にも当てはまることがあって、エンジニアとして個人開発を始めたことが、良いアウトプット(ここでは外化)だったと思います。

技術書を見ながら勉強しているときよりも、実際に手を動かしてシステムを作ることで、技術に対する理解が深まりました。

メモを残すことで「外部に記憶や思考をゆだねられる」ので、新しいことを考えられる

メモを書くことの大切さについて書かれていました。

いろいろな自己啓発本でも「とにかくメモを書くべき」と解説されていますが、この本に書かれていた「外部に記憶や思考をゆだねられる」という部分にピンときました。

自分はコロナ渦のときに不安な気持ちで頭がいっぱいになり、ついに強迫性障害という精神病になってしまったり…。

そのときに少しでも症状を軽くしたいと思い、モヤモヤした感情を紙に書き出していた記憶があります。

小さなことでも不安に感じやすい自分にとって、頭の中の考えを文章を書き出すことは「今ある悩みをいったん外に出す」という意味だったのかもしれません。

今はiPadのメモ帳(Good Notesというアプリ)に、悩みや不安な気持ちを書く習慣をつけています。

ちなみに強迫性障害はまだ治っていません(泣)

良い質問をできるようになることで解像度が高くなる

自分の持っている情報を構造化したうえで、分からないところを特定する必要がある。
そもそも持っている情報が深くない場合は、当たり前のことを聞く質問しかできない。

p246より引用

いわゆる「何が分からないか分からない」という状態は解像度が低いことを表しています。

さらに質問に対する相手の答えだったり、そのあとに自分が追加でどのような質問するかだったり。

知りたいことを構造化できている状態であれば、どう質問すればよいか頭にスッと浮かんでくると思います。

たとえば自分の場合は、エンジニアとして働き始めたときに

プログラムが動かないけど、何を質問すれば良いのか分からない…

という悩みが多かった記憶があります。

この時はプログラム全体への理解が浅かったので、自分の見えている範囲(解像度)が低かったのだろうな〜と思いました。

少しずつ経験を積むにつれて、他人に聞くべきポイントをが分かるようになってきたので、解像度を上げるためには何か一つのことをコツコツ積み上げるのが大切なのかもしれません。

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