今回は「きみのお金は誰のため〜」を読んだ感想を書いていきます。
今年で29歳になり、これまで以上に将来への不安が増えてきました
あと1年で30代になります…
とくにお金の悩みが多いので、少しでもポジティブに考えられるようになりたくて、この本を読んでみることにしました。
それでは感想を見ていきましょう。
お金を払うというのは、自分で解決できない問題を他人にパスしている
まずは「お金を使う」ことの意味について書かれていました。
なぜお金を使うのか深掘りしてみると
自分が解決できない問題を避けるためにお金を使っている
と考えることができます。
お金を使うすべての場合で、何かしらの問題を解決したいという目的が存在しています。
- 電車やバスに乗る → 遠くまで歩いて行くのは大変だから
- コンビニで食べ物を買う → 自分で料理する手間を減らせるから
- 家を買う・賃貸を借りる → 外で生活するのは過酷すぎて大変だから
お金を払うことで問題を解決できるので、お金に助けられていると感じるのでしょう。
何を解決するためにお金を使っているか考えてみると、その使い方が本当に必要かどうか考え直すきっかけになると思います。
生活に余裕があるときは、あえてお金を使わず時間をかけて自分で試してみるのも良かったり。
お金について考え直す良いきっかけになるはずです
未来に向けて蓄えるべきものは「生産力」
未来の不安を取り除くためには、お金を貯めるだけでなく「生産力」を身につけておくことが大切です。
お金を使うことで以下のような恩恵を受けられます。
- 食べ物を買える
- 治療を受けられる
- 住むところを用意できる
どれも生きていくために重要なことですよね。
これらをお金で手に入れられるのは、提供する側がお金に価値を感じていて、お金をもらう代わりにサービスを提供しているからです。
もしお金に対する認識が世界全体で変わって、紙幣では無いもので価値を決めることになった場合、どんなにお金を持っていても生活必需品を買うことはできません。
そのような時は「自分で食べ物を用意する」ことが必要ですよね
つまり自分自身で生産することができる力が大切になってきます。
たとえば先ほどの「食べ物」に当てはめてみると
- 自炊スキル → 飲食店が機能しなくなっても自分で食べ物を用意できる
- 農業スキル → スーパーが機能しなくなっても野菜や果物を食べられる
こんな感じですかね(農業は難しいかも…)
あくまでも例えの話なので、お金を貯めるよりも自分で生産する力を身につけたほうが、将来への備えになりますよ〜という意味の内容です。
今年の目標はちょっとだけ料理をできるようになりたい…!笑
最後に
お金について漠然とした悩みを抱えている人にとっては、良い勉強になる本だと思います。
興味のある人はぜひ読んでみてください。