こんにちは、もっちーです。
今回は「誰にも何も期待しない(行動力と幸福度を同時に高める練習)」を読んだ感想を書いていきます。
タイトルにも書かれているように「期待しない」習慣をつけることで、人生を良い方向に動かしていくことができます。
その理由としては
期待しないことにより、新しい行動を起こしやすくなるから
と解説されていました。
上手くいくかもしれないと期待しているからこそ、失敗したときのショックを恐れて行動しない。
このように何かを期待してしまうと、本当にその行動が良い結果につながるか考えてしまい、結局のところ行動しなくなる可能性があります…。
そのため「期待しない」という習慣をつけることで、これまで後回しにしていたことやチャレンジしてみたいことに、思い切って挑戦できるようになるメリットがあります。
そこで気軽に試せる「具体的な期待しない考え方」がこの本では解説されていました。
それでは気になった部分をまとめていこうと思います。
「やりたいこと」に期待しない
SNSやメディアに書かれている「やりたいことを見つけよう」と言った内容は、成功者や影響力のある人が発信していることが多いです。
このような一部の人たちの意見が、あたかも当然であるように見えてしまうデメリットがあったり。
影響力のある人の発言を聞くことによって
自分もやりたいことを見つけなくちゃ…
と感じて、やりたいことがない自分を否定してしまう危険性があります。
実際のところ無理してやりたいことを見つける必要はないと書かれていました。
自分もやりたいことが決まらなくて悩んでいる時期があり、「脳科学者が教える やりたいことの見つけ方」という本を読んで自分のやりたいことを見つけようとしていました。
ただ無理して見つける必要はなくて、いろいろと試しながら興味の範囲を広げでいくだけでも良さそうです。
「社内の評価」に期待しない
終身雇用が保障されなくなった今では、社内の評価よりも「社会からの評価」を期待するべきだと書かれています。
これまでは1つの会社で長く続けることが理想だと思われていたので
- 会社側から気に入られるように動く
- 社内で活躍できるようなスキルを身につける
などのことが大切だと考えられてきました。
しかし、社内での動きだけを意識していると、何かしらの人間関係でトラブルがあった時などに、居心地が悪くなったりして不安な気持ちになってしまいます。
そのときに外部とのつながりが少しでもあると、自分の居場所が今の会社だけでないと安心した気持ちになれるメリットがあります。
たとえば自分の場合は、ここ1年で会社の仕事内容に不満を感じるようになってきたので、プログラミング関連の記事を書くようになりました。
このように社外への発信を続けることで、自分の市場価値を上げることができます。
もしかしたら他の会社から声をかけてもらえる可能性もあるかもしれません。
最後に
漠然としたモヤモヤな気持ちを抱えている人におすすめな本だと思います。
興味がある人はぜひ読んでみてください。