【感想】ぼくのメジャースプーン/辻村深月

こんにちは、もっちーです。

最近は辻村深月さんの作品にハマり中です。

今回は「ぼくのメジャースプーン」を読んだ感想を書いていきます。

最初の事件については社会派ミステリーを連想させるような内容ですが、物語が進むにつれて現実離れしたフィクション寄りの内容に変わっていきます。

もっちー

最初に読み始めた時とはガラッと印象が変わってきます・・!

この物語の鍵になっている「条件ゲーム提示能力」は、どこか強迫性障害に似ているように感じました。

自分も現在進行中で強迫性障害に苦しんでいるので、この能力を使われた相手の心理については共感できるポイントもあったり。

ただ、この能力を使うかどうか悩む主人公の心情を表現するために、中盤の4~10章あたりは難しい内容が続いていたような気がします。

(途中は論理的な考え方ばかり書かれていて、ちょっと退屈だな〜と思ってしまったり)

最終的にはポジティブで前向きな気持ちに繋がる結末だったので良かったですが、そこに繋げるための部分がちょっと冗長だったと感じました。

帯のコメントに惹きつけられる

自分がどうするべきなのか考え続けて、最終的な行動を決めた主人公。

ぼくと考え闘った7日間は、私の生涯の勲章です


ちなみに次は「名前探しの放課後」を読もうと考えています。

上下巻に分かれている長編の作品です。

帯のデザインが似ている

少しだけ「ぼくのメジャースプーン」と繋がっている部分があるらしいので、どのような内容になっているのか気になります。

もっちー

最近は辻村深月さんの作品にハマっていますね

まだ読んだことのない作品が多いので、どんどん読んでいこうと思います!

著:辻村深月
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