こんにちは、もっちーです。
今回は「ツナグ 想い人の心得」を読んだ感想を書いていきます。
1作目がとても面白かったので、そのまま続けて2作目を読むことにしました。
1作目の感想はこちら
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【感想】ツナグ/辻村深月
こんにちは、もっちーです。 今回は「ツナグ」を読んだ感想を書いていきます。 2作品あるので続けて読んでみました(まずは1作品目の感想です) https://twitter.com/mn…
裏表紙の解説文に書かれていた
僕が使者(ツナグ)だと打ち明けようかーー
切実な思いを抱える依頼人に応える歩実だったが、初めての迷いが訪れて・・
解説文より引用
という文章の意味が後半になって明らかになりました。
これまで使者(ツナグ)として生きてきた歩実にとって、はじめての心を動かされる展開になっていると思います。
今夜の満月は、滅多にない誰との再会も仲介しない夜になりそうだ
p323
また、前作と繋がっている部分もあり、1作目で出てきた登場人物のその後を知ることもできたり。
一生捨てられない後悔を抱えながらも、自分の信念を曲げずに生きている姿に感動しました。
それでは、最後に心に残った文章をピックアップしておきます。
変わらない明日が来ると信じられるのは傲慢な考えだった
p295
同じ時代を一緒に誰かと生きているだけでも幸せなことだと感じました。
興味がある人はぜひ読んでみてください。