こんにちは、もっちーです。
今回は「早朝始発の殺風景」を読んだ感想を書いていきます。
青春・心温まる・ミステリー、、などの様々な要素が詰め込まれている作品だと感じました。
それぞれの要素に偏っていることなく、良い塩梅のバランスになっているため、どんな人でも楽しめる作品ではないでしょうか？
もっちー面白くて一気に読み進められました！
じつは作者の青崎さんの作品があまり自分向きでないと感じていたことがあったので、今回の作品を読むかどうか悩んでいました。
以前「11文字の檻」という作品を読みましたが、当時はあまり面白く感じず途中で読むのをやめてしまったり・・。
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【感想】11文字の檻／青崎有吾
あまり面白くなかったです…。 内容はそこまで悪くないけど、読みにくいと感じる点が多かったと思います。 たとえば 短いストーリーなのに登場人物が多い 登場人物のクセ…
しかし、今回の「早朝始発の殺風景」は口コミが良かったのとタイトルに惹かれたという理由で、試しに読んでみることにしました。
青春をベースにした5つの短編が書かれていて、それぞれの短編の中で同じ街が舞台になっています。
ちょっとした謎解き要素が入っているのが、ミステリー好きの自分にとっては魅力的でした。
とくに表題作の「早朝始発の殺風景」は終わり方がダークな感じで、めちゃくちゃ面白かったです・・！
そして、巻末のエピローグで「早朝始発の殺風景」の後日談もしっかり書かれていて、衝撃的な終わり方だったにもかかわらず、登場人物たちの楽しい未来を想像できるような内容になっていました。
他の短編はどちらかと言えば、ハッピーエンドな終わり方で心が温まるような幸せな気分になることができます。
もっちーちょっとした時間に気軽に読める作品だと思います
興味のある人はぜひ読んでみてください。
