こんにちは、もっちーです。
今回は野崎まどさんの「小説」という小説を読んだ感想を書いていきます(ややこしい・・笑)
読み物としては微妙でした。
シンプルに書けるものを難しく表現した結果、なかなか理解するのが難しい内容になっている印象です。
急にシーンが変わったり、視点が別の人に変わった?と思わせるような書き方があったり。
(もしかしてkindle版だと空行が抜けているのかな?)
途中で気になった文章があるのでメモとして残しておきます。
本や小説を読む
読んでいる間は物語の中にいる
読んでないときは泥の中のような気分でいる大好きだった本を読めば読むほど
自分が人として駄目になっているように思えた小説を読むことが頭の中で
p112
逃避や慰めという言葉と繋がってしまうのが辛かった
自分も小説を読むことが大好きなのですが、読んでないときに虚無感に襲われることがあります。
それは小説を読む意味が「現実の世界から逃げること」になっているのが原因かもしれません。
読んでいるときは辛い現実から離れられる
そんな気持ちがあるから物語の世界に入りたくなるみたいですね。
結局のところ最後までしっかり読まずに、飛ばしながらザーッと読み進めました。
ラストの部分は時間をかけて意味を理解しようとしましたが、あまりしっくり感じるような気持ちにはならず。
小説を読むことに慣れている人でないと最後までは読みきれないかもしまれません。
個人的に読んだことを後悔している1冊でした(泣)