【感想】死にたがりの君に贈る物語/綾崎隼

こんにちは、もっちーです。

今回は「死にたがりの君に贈る物語」を読んだ感想を書いていきます。

綾崎隼さんの作品を読むのは今回が初めて。

表紙のデザインが綺麗だと感じたことがきっかけで衝動買いしました(笑)

帯付きの表紙がとくに綺麗

とにかく展開が面白いので、引き込まれるように読み進めることができました。

作者の死によって最終巻を公開することなく終わってしまった話題作。

  • 作者「世間からの中傷に耐えられず、もう小説を書くことはできない」
  • 読者「この小説の最後を読めないのであれば、生きている理由なんてない」

このように1つの小説を中心にして、その熱狂的なファンたちが集まって物語の結末を再現しようとします。

「誰がどんな嘘をついているのか」といったミステリーな感じを匂わせる表現もありましたが、どんでん返しや伏線回数などのミステリー要素は少なめ。

もっちー

どちらかというと心温まる感動系の物語でした!

小説を書きたい人と読みたい人の気持ちがラストで繋がり、お互いが生きていく理由を見出すという内容です。

そういう意味で「死にたがりの君に贈る物語」というタイトルになっているのだと思いました。

興味のある人はぜひ読んでみてください。

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