ひさしぶりに有川さんの作品を読みました(有川浩 → 有川ひろに改名していたことにも驚きました笑)
今回読んだのは「みとり猫」という作品で、同じく有川さんの「旅猫リポート」という作品につながっている部分があります。
全体的にページ数も少なく、それぞれ短編で読み進めることができるので、1日で一気に読み終えることができました。
旅猫リポートの外伝にあたる「ハチジカン」と「こぼれたび」がとても面白くて、昔に旅猫レポートを読んだときの記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちに。
ひさしぶりに旅猫リポートも読み返したいですね〜(実家のどこかに置いてあるはず)
旅猫リポートとは関係ない短編も面白く、とくに自分好みだな〜と感じたのは
- 猫の島
- みとりねこ
の2つです。
どちらも猫が主人公になっていて、猫目線でストーリーが進んでいく形になっています。
動物の立場から見た世界を楽しめる小説って素敵だなと思いました。最近だと馳星周さんの「少年と犬」という作品も面白かったです。
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【感想】少年と犬/馳星周
とても感動する話でした…😢 ある一頭の犬が何かを探しながら、震災が起きたばかりの東北を離れて南へと進んでいく物語です。その中でさまざな人たちに助けられな…
日常では絶対に体験できない視点なので、新鮮味があって良いですよね。
動物をテーマにしている作品は、疲れた心を癒してくれるハートフルな物語が多いと思います。
旅猫リポートを読んだことのある人はもちろん、そうでない人にもオススメできる心温まる作品でした。
実家の母親にも読んでもらいたいので、帰省するときに持って帰ろうと思います。