こんにちは、もっちーです。
今回は「マスカレード・ゲーム」を読んだ感想を書いていきます。
東野圭吾さんのファンの自分にとって、読みたくてたまらなかったマスカレードシリーズの新作です(文庫本派なので・・)
↑土曜日の朝に読み始めたときのツイート。
本当は1日かけてゆっくり読んでいこうと考えていました。
しかし、無意識にストーリーの展開に引き込まれてしまい、気づいたら午前中に読み終わってしまうという状況・・(笑)
最後のエピローグ部分(新田がホテルの総支配人に呼ばれるところ)も衝撃的でした!
次回作の「マスカレード・ライフ」では、どのような物語が描かれることになるのでしょうか。
楽しみすぎて早く文庫化されてほしいです(2年後かな・・)

最後に気になった文章をピックアップ。
まず1つめは息子を殺された母親のセリフです。
憎しみなんてね、人生にとって何の足しにもならない。ただの重たい荷物。
早くそんなものからは解放されたい。
だけど、その荷物を下ろす方法は一つしかない。
ところが私の場合、それも失ってしまった。
p247
その母親と話したことで、ホテルマンの山岸が感じたことについて。
ふだんは仮面を被って苦しい胸の内を人に見せないようにしているけど
このホテルにいる間だけは、その仮面から解放されているーー
私にはそんなふうに感じ取れました
p301
これまでのマスカレード作品では「お客さんは仮面を被っている」という文章が多かったのですが、今回は少し違ったニュアンスでも表現されていました。
興味のある人はぜひ読んでみてください。
ちなみに
今回のシリーズ1作目の「マスカレード・ホテル」は、木村拓哉さんと長澤まさみさんの主演で2019年に映画化されています。
原作をしっかり再現されていて、本を読んでいる時とは違った魅力を味わえる最高の作品でした。