【感想】護られなかった者たちへ/中山七里

こんにちは、もっちーです。

今回は中山七里さんの「護られなかった者たちへ」を読んでみました。

自分は大のミステリー好きにもかかわらず、中山七里さんの作品を読むのは初めてかもしれません(昔にカエル男を読んだ気がするのですが記憶があやふやで・・)

きっかけは葉月のラジオで「境界線」という作品が紹介されていたこと。

https://twitter.com/hazuki78MHz/status/1839288817527713974
葉月すこ

作品の内容を聞く限りでは、ミステリー好きの自分にもハマりそうな気がしました。

ラジオで紹介されたあとにすぐ購入したのですが、この作品は中山七里さんの「宮城県警シリーズ」の2作品目だったんですよね。

なのでまずは1作品目の「護られなかった者たちへ」から読むことにしました。

前置きが長くなりましたが、ここから簡単に感想をまとめていこうと思います。

箇条書きで感想を書いていくと・・

  • 生活保護について知るきっかけになった
  • 真犯人に繋がる伏線もあって面白かった
  • ミステリーと社会問題をどちらも楽しめた

このような感じですかね。

純粋なミステリー作品としては、東野圭吾さんや道尾秀介さん(自分のお気に入り)の方が面白いと思います。

しかし、普通の小説ではあまり書かれることのない社会問題にも触れている点が良かったです。

これまでにない新しい知識を得られるきっかけになる作品だと思いました。

2作品目の「境界線」は戸籍売買についての内容らしいので、こちらも楽しめそうだな〜とワクワクしています。

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最後に・・

社会はミステリーという点では、丸山正樹さんの作品にも似ている部分があると感じました。

丸山さんの作品

難聴者について書かれた本

障がい者について書かれた本

どちらの作品も社会問題を学ぶきっかけになって、しかもミステリー作品としても楽しめるんですよね。

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