【感想】イノセント・デイズ/早見和真

こんにちは、もっちーです。

今回は「イノセント・デイズ」を読んだ感想を書いていきます。

早見和真さんの作品を読むのは今回が初めてなので、どのようなジャンルを書いている作家さんなのか気になっていました。

帯に書かれていた文章を見た感じでは「自分が好きなダーク感あふれるミステリーなのでは・・?」と興味津々で読み始めることに。

帯に書かれていた紹介文

実際に読んでみたところ最高に面白い作品でした。

誰も救われないバッドエンドな終わり方がとても奥深かったです・・!

また、早見さんが横浜市の出身ということもあり、作品の中にも出てくる舞台は横浜が多かったですね。

自分が社会人になった頃に過ごしていた「桜木町」や「みなとみらい」だったり。

https://twitter.com/mnao_daily/status/1289723030860492800
懐かしい

さらに「中山駅」や「恩田川」という言葉を見つけて、実家の近くだったので懐かしい気持ちにもなりました。

もしかしたら早見さんも緑区の出身なのでしょうか・・?

さすがに具体的な場所までは書かれていませんでしたが、横浜には思いれがあるみたいですね。

今回の「イノセント・デイズ」の舞台に横浜を選んだ理由について

自分にとって横浜は『光と影』が混在しているという印象がある。

作品で描きたかったテーマと街のイメージが完全に合致した

早見さんのコメントより引用

たしかに桜木町などの海が見える場所として有名な一方で、関内の少し先まで行ってみるとドヤ街が広がっていたりしますよね。

自分は初めて就職した会社が伊勢佐木長者町の近くにあったので、わりと闇の部分を見かけることが多かった記憶があります(笑)

すっきりとした終わり方でないイヤミスが好きな人にはもちろん、横浜に親しみを感じる人にもオススメできる作品です。

興味のある人はぜひ読んでみてください。

著:早見和真
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