【感想】母の待つ里/浅田次郎

こんにちは、もっちーです。

今回は「母の待つ里」を読んだ感想を書いていきます。

40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは

初めて会う「母」だったーー

紹介文より引用

「初めて会う母?普通の感動的な話ではない・・?」と感じて、内容が気になり衝動買いしてしまった作品です。

偽りの母と過ごすことで今の自分を見つめ直すようになり、本当の母を懐かしく思い出すようなストーリーでした。

ドラマ化していたらしい。見たかった・・!

里帰りをする3人の心情を描きながら話が進んでいきますが、ふるさとで待つ母側の気持ちにも感動するポイントが多かったと思います・・!

あくまでビジネスとして母を演じているわけなのに、どこか本当の親子のような関係性に見えてきたり。

最後に心に刺さった文章をピックアップしておきます。

世の中がここまで便利になれば生活の不自由はなく

むしろ孤独の対価としての自由の方が貴重で

そう悟ってしまったら最後、何もかもが面倒くさく思えてくる

p206

まさに今の自分と同じ気持ち・・(笑)

このような孤独で生きている人には刺さる文章が多くて、今後の自分の人生を見つめ直すきっかけにもなりそうです。

興味がある人はぜひ読んでみてください。

著:浅田次郎
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