伊坂幸太郎さんの逆ソクラテスを読んだ感想です。
不安な気持ちになりやすい自分にとって、実践できそうな考え方が多く書かれていた小説でした。
非日常なイメージの内容でありながら、読む人によっては実際の出来事に当てはめられそうな感じもしました。
心に刺さったセリフを1つだけピックアップします。
具体的な理由がわからず恐怖を与えられると、次からはその人の顔色をうかがうしか出来なくなる
逆ソクラテスより引用(p225)
最後に書かれている「文庫化記念インタビュー」も良かったです。
それぞれの短編が作られた背景などを知ることができで、もう一度読み返してみたい気持ちになりました。