こんにちは、もっちーです。
今回は「35年目のラブレター」を読んだ感想を書いてきます。
今年の春に映画化されるみたいですね。
物語と映像が掛け合わせられることで、より感動的な作品になりそうだと思いました。
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文字が書けない主人公の視点で物語が進んでいき、思い通りにならない人生に対する主人公の気持ちがありのままに書かれていました。
その中でも特に心に残った文章があったので、ここにメモとして残しておきます。
「辛い」とい言葉は、横棒を一つ引くだけで「幸せ」にできるんやで。
p262
辛い人生もちょっとしたことで幸福になるんや。
まさに「35年目のラブレター」で書かれている物語をそのまま表現した文章だと思いました。
文字が書けないことを負い目に感じながら生きてきてた主人公。
夜間学校に通って学び始めるという小さなことをきっかけに、新しい幸せを見出せるようになります。
読み終わった後にネット上で詳しく調べてみたところ、この物語の主人公である西畑保さんのインタビュー記事を見つけました。
西畑さんにとって人生の転機は、結婚と夜間中学への入学だった。
「学ぶのに遅いということはありません。僕自身がそれを証明しています。学校に行くと友だちが増えるし、面白い人に会えます。普通の人より少し遅くなったけど、入学できて幸せです」
西畑さんは今も各地を巡り、学ぶことの面白さを説いて回っている。
インタビュー記事より引用
実家に持って帰る予定なので、母親にも読んでもらおうと思います。
興味のある人はぜひ読んでください。