こんにちは、もっちーです。
今回はアンデシュ・ハンセンの「運動脳」を読んだ感想を書いていきます。
心拍数をあげることでストレスに対応できる
ストレスを感じる時はだいたい心拍数も一緒に上がってるので
- 怒られた時
- 不安になった時
何かしら緊張するシーンでは心拍数の上がり幅が大きいため、ストレスも大きく感じてしまいます。
そこで日頃から運動をするクセがついてると、心拍数が上がったり下がったりすることが増え、心拍数の変化に慣れてくる。
たとえばランニングだと
- 走り続ける→心拍数が上がる
- 立ち止まる→心拍数が下がる
このように心拍数が変動することが増えて、心拍数の変化に脳が慣れてくる。
その結果、ストレスを感じる場面になっても、心拍数がグンと上がることはなく、ちょっとだけ上がる程度で済むようです。
なんかちょっとストレスあるな〜
みたいな感じで軽いストレスを感じるようになってになって、あまり気にせずにいられます。
「新しいこと」+「運動」の組み合わせが効果的
脳の「海馬」という部分が活性化することで、メンタル面などに良い効果があります。
海馬を活性化させるための手順としては
新しい体験をする
→記憶をしっかり刻みつけるために、海馬に新しい細胞が作られる
運動をする
→古くなった海馬の細胞が刺激をうけて、死なずに生き続ける
結果として海馬の機能がよくなって、日常のさまざまな場面で良い効果が見られる。
また運動することによって古い細胞が生き返るので、加齢による脳が弱くなるのを防いでくれて若返りできる。
日常がマンネリ化するのは脳にとって悪いことですね
村上春樹さんも本を書くためのアイデアを出すために運動している
作家の村上春樹さんもランニングなどの運動を日課にしています。
詳しくは「走ることについて語るときに僕の語ること」に書かれているので、興味のあるひとは是非読んでみてください。
この本は社会人1〜2年目の頃に読んだことがあります
当時はランニングを習慣にしていたので、それがきっかけで読み始めました
村上さんが執筆活動をしているときは
- 4時に起きる
- お昼頃まで執筆
- 10kmのランニング
- ひと休憩してから執筆
- 朝4時に起きるために9時には寝る
というスケジュールで過ごしています。
これを半年〜1年くらい続けることで、1作品を書き上げるそうです。
作家という仕事はアイデアを出すことが大切なので、運動をルーティン化することで執筆をスムーズに進めることができるんですね。
それにしても4時起きは早すぎる…!
最後に
アンデシュ・ハンセンの「○○脳」シリーズは、実践で活かせる考え方が多く書かれています。
著者が海外の本ですが、読みやすく翻訳されているのも良い点ですね。