こんにちは、もっちーです。
今回は「ビギナーズ・ライブ」を読んだ感想を書いていきます。
ぼちぼち人気のローカルFM局に勤める陽菜。
初めてディレクターを任された新番組に集まったのは全員素人。
打ち切りの危機が迫るなか、陽菜たちは己の人生をさらけだしたラジオドラマを放送することに。
紹介文より引用
自分もよくラジオを聴くので、収録されている裏側を知ることができて楽しめる作品でした。
保坂さんの作品には、「偽鰻」や「リコール」などの企業の裏側をリアルな視点から描いた作品が多いです。
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この2作品はどちらも社会派ミステリーを感じさせる重厚な物語になっている一方で、今回の「ビギナーズ・ライブ」はちょっと軽い雰囲気のコメディ感が溢れる物語でした。
ラジオ好きの自分が楽しめること間違いなし。
ただ、実際には視聴者の反応があまり良くない場合、季節ごとのクールで終了してしまうラジオ番組もあったり。
「ビギナーズ・ライブ」では番組終了の可能性があるピンチを逃れるために、ディレクターやパーソナリティの人生に注目したラジオドラマを放送していきます。
このような収録を通して、それぞれの心のわだかまりが解消されていくストーリーになっていました。
お気に入りだったラジオ番組の終了を悲しむツイート
自分もよく聴いていた番組の終了に心を痛めることがあったり・・。

帯にも書かれているように「今聞いている電波の向こう側で起きているかもしれない」裏側の世界を知るきっかけになる小説でした。
ラジオ好きであれば楽しめること間違いなしです。
興味がある人はぜひ読んでみてください。