こんにちは、もっちーです。
今回は「さよならの仕方を教えて」という小説を読んだ感想を書いていきます。
学生の恋愛をテーマにした青春小説でした。
高校二年生の樋口悠は、久々に投稿した学校で有馬穂花と出会う。
紹介文より引用
そんなある日、姿を消していた幼馴染・水瀬凛が教室に現れた。
換わるように消えた穂花。決して交わらない2人と交錯する3人の想いはやがて、一つの事実に導かれ。
途中で少しだけ叙述トリックみたいな書き方がありましたが、ミステリー要素はほとんどなくて恋愛に重きを置いている内容です。
読んだ感想を正直に言ってしまうと、「今の自分にはあまり刺さらなかった・・」と感じました。
設定に無理がある(幻想的すぎる)部分に共感することができず、ラストに隠されていた真実もあまり納得できる感じではありません。

もう少し若いとき(高校生くらい)に読んでいたら、淡くて切ない恋愛に共感できたかもしれません。
あとがきに書かれていた作者の思いには感動しましたが、読み物の小説としては微妙だと感じてしまいました。