【感想】地面師たち/新庄耕

こんにちは、もっちーです。

Netflixで話題になっている「地面師たち」の小説を読んだ感想を書いていきます。

悪質な不動産売買を進めていく物語は、まさに「ハラハラドキドキ」といった言葉がふさわしいと感じました。

展開が目まぐるしく変わるストーリーになっているので、休日の午前中だけで一気読みしてしまいました・・!

気になった文章をピックアップしました。

未知のことがわかるようになり

できなかったことができるようになる体験は

かりそめの充実感をもたらしてくれたような気がする

p99

不慮なことで家族を失い、新しく始めた仕事もぜんぜん続かなかった主人公の心の声。

地面師のメンバーと関わりながら自分自身の成長(?)を感じ始めたときに、何もできなかった自分を肯定できるようになる瞬間だと思います。

たしかに小さなことでも一歩を進めると、こんな自分にも価値があるだと実感することができますよね。

(今回の小説内では犯罪に手を染めているわけですが・・笑)

ドラマ版の表紙

文庫本の解説には、映画監督・脚本家の大根仁さんの「この作品をなんとかして映像化したい」という気持ちが書かれていました。

この願いが無事に実現することになり、2024年にNetflixでドラマ版の「地面師たち」が公開されました。

小説を読むだけでもスリリングな展開が伝わってきたので、ドラマ版はさらに迫力があって面白そうな気が。

もっちー

Netflixを契約しようか検討しています

ドラマ版が面白かった〜と感じている人は、ぜひ小説の方も読んでみてください。

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