【感想】オオルリ流星群/伊与原新

こんにちは、もっちーです。

前回に読んだ本も「」がテーマになっていたので、今回も「オオルリ流星群」と言う作品を読んでみました。

前回の本はこちら

当時の同級生がふとしたことで集まることになり、学生時代を思い出しながら新しいこと(地元に天文台を作ること)に挑戦していく青春系のストーリーでした。

何歳になっても新しいことにチャレンジする機会はあるわけで、できないのは何かと理由を勝手に見つけているのだと思います。

乃木坂ファンの自分は「逃げ水」の歌詞が浮かんできました。

やりたいことはいつもいっぱいあったのに
できない理由を探していた

乃木坂46 「逃げ水」より

たった6人で始めた学生時代の小さいことに人が集まっていき、大人になった今は地元にオオルリ天文台を作ることに。

最終的にはラジオを通して多くの人たちに繋がっていくのも素敵だと感じました。

やってもやらなくてもいいことで
少しずつ外の世界と繋がり直せるなら
それが一番いい

p253

引きこもっている人の小さな一歩が、大きな世界に影響を与えたシーンだったと思います。

まさに「再生の物語」という表現がぴったりだと感じました。

興味がある人はぜひ読んでみてください。

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